BUSINESS MODEL
女性の社会進出が進み、家事・育児に使える時間が減ってきており、洗濯時間、洗濯回数を減らしたいニーズが膨らんできています。家庭用洗濯を所有していても、まとめ洗い・時間効率などを求め、コインランドリーを使うユーザーが多くなっています。
「一億総活躍社会の実現」に向け、共働き家庭が増加しています。コインランドリーは、共働き世帯・子育て世帯の家事負担を軽減できるサービスとして、ここ数年、ニーズが急拡大しています。
生活の基本、衣食住の”衣”であるコインランドリーは誰もが必要とするものであり、毎日の洗濯が難しい一人暮らしのまとめ洗いや、アレルギー・花粉症などの観点から布団・シーツ・カーペット等の大物洗い、梅雨時期のカビやダニ対策に乾燥機の使用など、男女問わず幅広い年齢にニーズがあります。
家庭に洗濯機がないからではなく、大型洗濯機でのまとめ洗いや、乾燥機等家庭では難しいコインランドリーならではの機能を求めている
現在、日本でのコインランドリー利用率は6%程度と推定されており、コインランドリー先進国であるアメリカでの利用率は20%以上と言われています。また、日本のライフスタイルの欧米化・単身者の増加・女性の社会進出・来日外国人の増加などから、コインランドリーの利用率は増々増加していくことが予測でき、有望な市場として期待できます。
20年間伸び続けているマーケットであるにもかかわらず、コインランドリーの増加数は毎年300店舗程度にとどまっているのが現状です。